こんにちは、ロズマリです。
ユニクロでは、すでに秋物新作が全面的に展開されていますね。
秋物といっても、まだ暑い時期から着られる素材で秋色の「初秋物」といわれる商品が中心です。
中でも新作ジーンズを積極的に打ち出していて、店内いたるところでディスプレイや陳列、ラック展開をしています。
ちょうどジーンズを探していたところだったので、いろいろチェックしてきました。
目次
ユニクロジーンズの革命的改革で、素材＆デザインが劇的によくなっている
ユニクロのジーンズは、一昔前はどうしても野暮ったかったんですよね。確かに安いし、素材感も悪くないと思って試着してみるのですが、何度試着しても購入に至りませんでした。
しかし、ユニクロは過去何年かにわたって劇的な改革をジーンズにしています。ひとつは素材や縫製。そして、デザイン面の改革です。
まず素材ですが、日本のカイハラと共同開発して、プレミアム高級ジーンズのようなファブリックを実現しています。
カイハラデニムとは何か？
カイハラは、広島県福山市にあります。伝統的な手織性藍染絣（かすり）をつくることからスタートし、1970年代には、アメリカのロープ染色を取り入れ
初の日本産デニムを完成させた歴史があります。
そして、自社で紡績から仕上げまでするデニム生地メーカーとして世界屈指のシェアを評判を獲得するまでになりました。
カイハラのデニムは、高級デニム、ヴィンテージジーンズにも使われています。
カイハラデニムにしかできないプレミアデニム生地の秘密とは、
1、最高品質の綿花のブレンド
2、独自の染色技法により、外は藍色、中は白という糸で織られた生地。経年により色落ちがすすみ、ヴィンテージデニム特有の風合いが出る。
3、1970年代に製造された旧式の織機を使っている。表面に凹凸ができ、ヴィンテージデニム特有の質感が生まれる。
カイハラのデニムは世界のトップジーンズメーカー、高級ブランドにも使われています。
値段が高いという定評のあるカイハラデニムを3,990円というロープライスで使っているところに、ユニクロジーンズの価値があります。
確かに、最近のユニクロのジーンズって、かなり質感がいいんですよね。ヴィンテージ加工もすごく自然だし、かっこいいんですよね。
ユニクロがデニム素材にこだわっているのが伝わってきます。
デザイン面での躍進の源は、ジーンズの本場であるアメリカ、ロスアンゼルスに2016年11月に開設した「デザインイノベーションセンター」の存在です。
こちらは、最先端の技術、情報を集約して、ジーンズの基本である、Fabric（生地）、Fit（シルエット、穿き心地）、Finish（加工、デザインディテール）を軸にユニクロのジーンズを開発する研究施設なのです。
このデザインイノベーションセンターで開発された初のコレクションが、この2017年秋冬のジーンズなんですね。
さすがユニクロ、やることのスケールが違いますよね
このようなユニクロのジーンズにかける並々ならぬ努力、投資の結果、ユニクロのショップには「このクオリティでこのお値段！？」という商品が並ぶようになりました。
消費者の私たちは、この恩恵を喜んで受けるべきですね。
そして、この値段だからこそ、旬のデザインに挑戦するべきかなと思います。
ボトムスの流行はシーズンごとに微妙に変化していくので、やはりシーズンごとにアップデートするとおしゃれな雰囲気を保てます。
何万円もするジーンズだと、気軽には買えないですが、2,990～3,990円というロープライスであれば、あまり悩むことなくチャレンジできますよね。
ユニクロジーンズ、今年のおすすめは？
結論からいうと、今、ユニクロで買うべきジーンズは、
１、ハイライズワイド
２、シガレットスキニー
の2点です。
各アイテム、試してみましたのでレポートしますね。
ユニクロジーンズ、ハイライズワイド
まず、イチオシのハイライズワイド。こちらはシルエットがトレンドを感じさせる優れたデザインであり、素材も適度に地厚で高級感があります。さらに適度なユーズドな風合い（新品だけど、履きこんだような風合い）を加えていますので、垢抜けした雰囲気です。
3,990円という値段を考えると、間違いなくコストパフォーマンスが高いです。
今年の流行は
・ハイライズ
・ワイド
というのがあるので、このユニクロのハイライズワイドをはくと、それだけで旬な感じになるんですね。
ユニクロオンラインショップでのこのアイテムのキャッチコピーは、
「トレンドを詰め込んだ最旬ジーンズ」
ですが、まさにその通りだと思います。
履いてみた感想ですが、腰回りがすっきりフィットして、履き心地よいです。バックポケットの位地もちょうどよいので、後ろからみたときもかっこよく見えます。
ワイドではありますが、すとんと落ちるようなシルエットなのですっきりしているんですね。
そして、このジーンズを買う時のポイントですが、必ずちょうとよい丈に補正してください。
ユニクロでは、店頭なら丈詰め・裾上げは数十分でやってくれます。
そして、1,990円以上の商品であれば料金も無料です。これは、必ずお直しするようにしてください。
そして、どの丈にするのがいいかというと、ちょうどくるぶしのところまでですね。
ワイドパンツを長めで足の甲までかぶるくらいにする着方もありますが、今年のトレンドは、断然、くるぶしまでのちょい短めです。
コーディネイト例をみてイメージつかんでください。また、店員さんに相談すれば、ちょうどよい長さにしてくれますよ。
この長さにすると足元に目がいきますので、靴には気をつかっておしゃれなものを合わせてくださいね。
きれい色のヒールや、ブーティとも相性抜群です。
これで、カジュアル過ぎないエレガントなオトナのワイドジーンズの着こなしができます。
そして、スタイリングはトップスをパンツインにすること。
ハイライズの脚長効果が引き立ちます。
ユニクロハイライズワイドジーンズはこちら
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/403623
ユニクロジーンズ、ハイライズシガレットジーンズ
トレンドのハイライズジーンズ。
このハイライズシガレットは、フィット感のあるスキニータイプでありながら、ひざ下はストレートにすとんと落ちるシルエットです。
素材は、前述の「カイハラデニム」。2％ポリウレタン混のストレッチのきいた素材です。
ストレッチは多すぎるとかっこいいシルエットがでないのですが、少し入っていると着心地や動きやすさはアップしますね。
その絶妙なバランスのフィット感を体現している素材だと思います。
トレンドをうまく取り入れ、LA、デザインイノベーションセンター発のデザインとして申し分ない出来上がりのジーンズではないでしょうか。
このハイライズシガレットジーンズも、購入の際は、必ず丈の補正はしてくださいね。
くるぶしくらいのジャストサイズではくのがかっこいいと思います。
長めの丈でだぶつくようだと、シガレットのすとんとしたひざ下のシルエットがうまく出ず素敵に見えないので、注意です。
ユニクロ ハイライズシガレットジーンズはこちら
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/401454-68
ユニクロジーンズの色の選び方
ユニクロのジーンズは、色展開がかなりバリエーションあります。
どの色を選んでいいのか若干悩みますよね。
ホワイト、ブラックの他、ブルーはヴィンテージ風の薄いブルーから、濃いインディゴ、その中間くらいの色、とブルーだけでも3色あります。
どの色も、それぞれ素敵で、これがトレンド！といのもないと思います。
しかし、あえて選ぶなら、
１、薄いブルー
２、ふつうのブルー
３、ブラック
がいいかなと個人的には思います。
普段のワードローブにいろいろな色がそろっていたほうが、コーディネイトの幅が広がるので、私はジーンズを買う時、いるいろなデザインで
色も違う色を揃えるようにしています。