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ロンドンでニセ警官による劇場型スリ犯罪のニュース
海外旅行でのトラブル、できることなら絶対に避けたいですよね。
私は、以前ヨーロッパに住んでいたことが有り、また、仕事でパリ、ミラノ、ロンドンなどヨーロッパの大都市に行くことがとても多かった時期があります。
なので、このロンドンのニセ警官のニュースを見たとき、「あれ!?」
と思いました。
この手の犯罪は、ロンドンだけでなく、いろいろな地域であると思います。
日本人旅行者は、こういった犯罪があるということをしっかりと情報として知っておくべきですね。
この記事で書かれている、ニセ警官の手口はこうです。
・まず、ロンドンの観光地で外国人が、日本人に道を聞く。
・日本人が親切に地図を広げたり、スマホで検索したりして、道を教えてようとする。
・すると、警官を装った仲間がやってくる。(ニセ警官)
・ニセ警官は、麻薬犯罪の操作中なので、身分証明書とクレジットカードを見せるよう二人に言う。
・外国人の仲間は、喜んで協力しますといってニセ警官にIDとカードを提示し、日本人にも協力するように即す。
・ニセ警官は、さらに、暗証番号も聞き出そうとする。もしくは、財布を調べながら、クレジットカードや現金を抜き取る。
というものです。
泥棒のチームプレイですね。
私は、このニュースをみて「あれっ!」
と思った理由は、私もヨーロッパ滞在中に道を歩いていた時に、外国人から道をやたらと聞かれるな、と思っていたからです。
もしかして、スリのターゲットにされていたのかも
あきらかに現地の人間に見えない私なのに、なんでこんなにみんな道をきいてくるんだろうな、って思ってたんですよね。
場所は、パリとかミラノとか大きな都市が多かったです。
度々、道を聞かれました。
でも、一度もこのような詐欺にひっかかったことはありません。
なぜなら、聞かれても、ほとんど無視していたからです。
大体、住んでもいない街で道とか知らないし、私に聞いても無駄だよって思っていました。
詐欺グループだ!とは考えていませんでした。
なので、だれか声をかけてくる人がいても、sorry といって、足早に立ち去っていましたね。
何も言わず、困惑した顔を横にふって、足を止めずに歩いていけば、相手はそれ以上近寄っては来ません。
私は、日本人旅行者はこういった対応をすればよいんじゃないかな、って思います。
日本人の親切心をねらった犯罪
これは、上の記事にも書いてありますが、困っている人を助けてあげようとする日本人の親切心、
そして、疑うことをしない日本人の従順さをねらった犯罪ですよね。
やつらは、日本人は騙しやすいと思って、あきらかに日本人旅行者を狙ってくるんですよ。
本当に残念なことです。
ヨーロッパを旅行するときは、絶対に気をつけてくださいね。
人で賑わう明るい街中にも、スリなど犯罪者はたくさんいます。
まずは、声をかけてくるやつはほぼ全員悪い奴っていうくらいに思っていて間違いないでしょう。
道とか聞かれても、応えては行けません。
別に、あなたが教えてあげなくても、そんな街中で困ることなんてあるはずありません。
スマホとか、普通持っているし。
まず、呼び止められても
足を止めない
ということが重要ですね。
でも、立ち止まっているとき、休憩して座っているときに話しかけてくる人もいるかもしれませんね。
そういうときは、さっと移動しましょう。
返事をしないというのも大切です。
人間、少しでも会話してしまうと、そこから会話を断ち切るのが難しくなります。
何か言われたら、相手を見ないで
「Sorry…」
とか
「No….」
といって
あとは、会話しないのが得策です。
もしくは、何も言わずに、しかめっ面で首を振る。
そして、立ち去りましょう。
そうすることによって、詐欺チームも、
「こいつは騙せなさそうだ」
と思うことでしょう。
この犯罪には、日本人旅行者が、海外に旅行して現地の人と英語で会話してみたいという気持ちを
狙っている側面もあるような気がします。
繰り返しになりますが、突然話しかけてくる地元風の人とかも、ほぼ騙そうとしてると思ってよいかと思います。
道端で友達になる、とか、日本でも普通ないですよね??
とりあえず、見知らぬ人は、無視して正解です。
海外でスリや盗難などのトラブルを避ける方法
どんなに気をつけていても、ヨーロッパのスリは筋金入りのプロなので、やられてしまうこともあります。
なので、スリにあうかもしれない、とおもって行動するべきですね。
まず、現金はたくさん持ち歩かないこと。
これは鉄則です。
カードは、盗られても止めればいいです。
でも、盗られた時にカード会社に連絡しなくてはいけないので、カード番号などは控えておきましょう。連絡先の電話番号もメモしておきましょうね。
何枚もカードをもっていると、何箇所も連絡しなくてはならなくなるので、持ち歩くカードは必要最低限にしたほうが良いですね。
パスポートは、持ち歩かない方が良いです。
パスポートはホテルの金庫などに入れておいて、パスポートのコピーを持ち歩くのがよいですね。
持ち歩くバッグの構造にも気をつけてます。当たり前ですが、バッグの口が開いているものは持たないことです。
ファスナーがしまって、中にも口の閉じる袋が二重になっていると良いかもしれません。
よく、バッグを前に抱え込んで「絶対とられないようにするぞ!」という感じの人も見かけますが、
それも却って、「ああ、この人は初めて海外にきたんだな」と思われて狙われてしまうので、
自然にしたほうが良いですね。
ほどよく安全なバッグを持って歩き、それでもスリにあうときもあるかもといいう心構えでいることです。
海外でトラブルにあったときに、一番大事なこと
海外で、スリや詐欺にやられたときどうすることが一番大事でしょう。
それは、諦めることです。
命はお金より大切です。
もしも、ターゲットにされてしまって、スリにあったら。
決して、取り返そうとしてはいけないです。
追いかけたり、口論したりしてはいけません。
まずは、その場を立ち去り、警察に行きましょう。
現金、クレジットカード、バッグ、財布、それらは、盗られても命に関わるわけではないですからね。
運が悪かったくらいに思っておきましょう。
私もスリにあった経験、あります。それも3回も。まあそんなもんです。
また、警察に行って、調書をつくってもらうことも大事です。
犯人がつかまったり、取られたものがもどることはほぼないと思いますが、
調書を作ってもらえば、保険会社に被害請求して、被害額が戻ってくることもありますので、ぜひ、警察には言っておきましょう。
コメント
2018/11/25、ロンドンで記事のとおりの被害に合い、落ち込む気持ちを紛らす為に同様被害の記事を探していてこちらに辿り着きました。やはりマニュアル通りの被害でした。
一人が写真を撮ってくれと話しかけてきたのち、二人連れの男が「警察だ、麻薬が···」と言い出し続いて「パスポートとクレジットカードを見せろ、ピンコードを言え」といい無線で誰かに確認。この間、写真を撮ってくれと言ってきた男が先に全てに応じる。さらにもう一度ピンコードを聞かれ、財布の中を見たり匂いをかいで薬物がないか確認しているような素振りをする。最後カードを財布の中にしまったように見せかけて抜き取ったようでした。旅行前にロンドン赴任経験のある方に「写真撮りますよ」というヤツはあとでお金を要求してくるので無視するように、と言われたことが頭に残っていて「写真撮ってください」で被害に遭うとは想像してませんでした。とにかく知らない人間に話しかけられたら無視して足早に立ち去る、警察ヘ向かうのが一番だと思います。
被害に遭われる方がいなくなることを強く願います。
こんにちは、本日被害に遭われたとのこと、本当に大変でしたね。落ち込むお気持ち、私も経験がありますので(何度も)、すごく分かります。
被害はカードだけだったのでしょうか?私もスリにあったとき、クレジットカード会社に電話してすぐに止めましたが
電話するだけでもけっこう一苦労ですよね。でも、カードを止めれば実被害はないと思われます。万一、不正使用されるようなことがあっても、
カード会社が保障してくれる可能性が高いです。
せっかくの旅行ですから、どうか気持ちを切り替えて、残りの日程、楽しんでくださいね。
それにしても、「写真を撮ってほしい」と言われたら、とってあげたくなりますよね。私も、海外で、そのように声をかけられて親切心から対応したことがあります。
こういう手口を広く知れ渡らせることは、日本人旅行者の被害を未然に防ぐためにも重要なことだと思います。お知らせしてくださってありがとうございます。この先安全で楽しいご旅行でありますように、お祈りしております。