高齢ママが「おばあちゃんですか?」といわれないためのファッション

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高齢出産で、子供のおばあちゃんに間違われるという恐怖体験

私は40歳前後で子供、出産しました。
子供が生まれたとき、多少、平均よりは年齢がいっているけでど、まさか「おばあちゃん」に間違われるということは
ないだろう、いや、間違われたくない、という思いがありました。
しかしですね、間違われてしまったんですよね、、。しかも、今よりまだ若い41歳位の時に。
ショックですね。間違えた人に腹がたちました。しかし、よく自分の状態を振り返ってみると、ファッションに相当気を抜いていたり、
間違えられてもおかしくないような感じだったんですね。要は自分が悪かったんです。
普段、出会う人やすれ違う人も、言葉には出さなくても、「あれ、この人、お母さんかしら、それともおばあちゃんかしら?」なんて
心の中で思っているかもしれないですね。
そこで、高齢出産のママがおばあちゃんに間違われないようにするためのポイントを書いてみようと思います。

とにかくファッションに気をつけること

女性は、着ている物で、かなり年齢が老けて見える場合があります。
まず、着ていて楽チン!なんて服はまずNGですね。

思い返してみれば、20代、30代のころは、着ていて楽~!なんてことは服を選ぶときの判断基準にはなっていなかったと思うんですね。
いかに可愛く見えるかとか、おしゃれであるとか、そのシーズンのトレンドであるとか、そういうことが心に響いて服買ってたと思うんです。
私は、フェミニンなスタイルが好きだったので、日常的にシルク素材のワンピースとか、レース使いの服とか、フリルのデザインとか、刺繍がふんだんにされたブラウスとか、ファーのコートとか着ていました。ファッションの仕事をしていたこともありますが、まあ、服が好きだったんですね。

しかし、子供が生まれてからは、そういう服は着なくなってしまいました。いや、無理ですよね。子供、抱っこして授乳して、ご飯食べさせたり、公園いって追いかけて、なんて生活では、そんな服着れないです。着たら、汚されて、シミになって、破けたりひっかかたりして、すぐにダメになることでしょう。それに、子供と公園行くときに、そんな服着てたら、かなり変わった人と思われるでしょうね。保育園の送り迎えだって、抱っこひもつけていってたので、それにふさわしい服じゃないおかしいし、スカートよりはパンツじゃないと、しゃがんだりするのもできないです。

というわけで、子供ができることによって、ファッションが180度違う方向にならざるを得ない状況になってしまったのです。

勢い余って、アウトドアなカジュアル服をきてみたが、似合ってなかった件

それまでの生活スタイルでは、いつも「女っぷりがあがる」ことを意識した服を着ていました。
そして、基本的にインドアな生活でしたので、山に行くとか、ジョギングするとかのアウトドアな活動とはほぼ無縁でした。
よって、そのようなシーンにふさわしいカジュアルな服をほとんど持ってなかったんですね。
しかし、育児生活では、「カジュアルな服」が必要でした。すぐに洗濯機でガンガン洗える丈夫な服が。

それで、自分なりにいろいろ買い揃えてみたんです。
GAP、OLD NAVY、GU ZARA、ユニクロ あたりでかなり買いましたね。
カラーデニムやカットソー、ジャージー素材のトップ。
そして、スニーカーも買いました。これまた、それまでは、ヒールのある靴しか履かない主義だったので、どんなスニーカーを買ったらいいのか
わかりませんでした。ABCマートあたりで、いろいろ悩んで、ピンとくるものはなかったけど、なんとなくいいかなと思うものを買った記憶があります。

本来ならしないカジュアルスタイルを無理にしてみたので、なんか、全然似合ってなかったんですね。

小さい子供を抱えて大変でしたし、まあ、これでいいや、みたいな妥協がにじみ出ている服の着こなしだったと思います。

おばあちゃんに間違われる

そんな時、地方の温泉に旅行に出かけたとき、いわれてしまったんですね。
ホテルのロビーで子供と一緒にいると、70代くらいのご婦人が近づいてきて、言いました。
「かわいいわねー。お孫さんでしょ?」
一瞬、凍りついたんですけど、
「いや、私の子供です。」
と返しました。
まあね、田舎では、きっと20代前半でみんな子供生んでたりするのが普通だろうし、私の年齢のおばあちゃんだって珍しくないと思うんですよね。
でもね、けっこうショックでした。

それで、その時、自分がどんな服を着ていたかよく振り返ってみました。

GAPのシンプルな半袖の無地のカットソー。薄手の素材で、何度か着て洗濯してちょっと生地がへたってる感じ。
ベージュカラーのデニム。2年くらい前に購入したもので、ワイドでもスリムでもなく、ちょっとシルエットがあいまいな感じ。
ベージュのスニーカー。
ベビーザらスで購入したママバッグ。

いや、気合の入らなさ度100%のスタイルでした。
これで、表参道歩けますか?新宿伊勢丹に行けますか?と自問自答したら、絶対NOという感じです。

おそらく、これが敗因でしょう。
高齢ママは「気をぬいてはいけない」んです。
40代女性は、気を抜いて、どうでもいいかっこうをしたとき、所帯じみたおばさん感が出てしまうんです。
いや、だって、私も、30代のころまで、どうでもいい格好では近所のコンビニにも行きたくなかったですからね。
自意識過剰かもしれないでしょうけどね。でも、その自意識レベルが、若い・若くないのものさしになってるんじゃないでしょうか。

40代だからこそ。
ファッションには、常に気を配らなくてはいけないのです。
ファッションにどれだけ気を配っているかは、他人がみてもすぐにわかるものです。
気合の入り方とか。
そこが「どうでもいい服着てます。」というオーラだしてしまうと、ああ、年齢言ってるんだな、と思われてしまいます。
小さな子供といれば、「おばあちゃんと孫かな。」って思われてしまうでしょうね。

カジュアル服の落とし穴

カジュアルな服って、幅広い年齢で着られていますからね。チェックのシャツなんて、10代から70代まできてOKですからな。
そういう意味では危険な服です。
40代で、オールカジュアルな服でコーディネイトしてしまうと、高齢者の普段服と変わらないんじゃない!?となってしまう恐れがあります。
最近の高齢者の間でも、登山がブームなのようですが、ああいう人たちは、動きやすさや歩きやすさを追求した服装をしていますよね。
あんなイメージです。
ですからカジュアルな中にも、小物とかアクセサリーとかで、エレガントな部分を出す事によってかなり改善されます。
カットソーのトップでも、今年のトレンドならボリューム袖になっているとか、素材がとろみのあるやわらかな素材とか。
そういうところで、フェミニンさとかトレンドを加えていく必要があります。
非日常感のスパイスを足すこと。それが重要ですね。
頭のてっぺんからつま先までカジュアル。山登り行けます。というスタイルはやめましょう。

高齢ママが、お婆ちゃんに間違われないためのファッションのポイント

私は、おばあちゃんに間違えられてしまうという悲しい体験をくりかえさないために、以下のようにいろいろな対策を講じました。

1、アクセサリーをつける
カジュアルな服でも、アクセサリーをつけると、雰囲気がかなり変わります。

アクセサリーって、他の人はかなり目が行くものなんですよね。
そして、ああ、この人はファッションに気をつかっているんだな。と思ってもらえます。
ファッションに気を使っている = 若い という図式も多くの人びとの中で成り立っています。

よって、この人は歳は40代にみえるけど、高齢出産したママなんだな。と思ってもらえる可能性が高いです。

私のおすすめはピアスまたはイヤリングです。
ネックレスやブレスレットは、子供を抱っこしたときに邪魔になってしまいますが、ピアスは、あまり影響ありません。
そして、ピアス、イヤリングは顔を華やかにしてくれる効果があります。みんなすぐに目がいきますので、効き目ありますよ。

2、靴をエレガントにしてみる
やっぱり、靴は年齢がでるところだと思うんですね。
育児中だから、楽な靴がいいんですけど、そこをちょっとだけ変えてみる。
フラットなパンプスとか。かわいいサンダルとか。
おしゃれな靴には5歳若く見える効果があると思います。
どんなにおしゃれな服をきていていも、靴がコンフォートシューズだったりしたら、「もしかして、おばあちゃん?」と思われてしまう危険があります。

3、フェミニンなトップスをきる
ジーンズや、カジュアルなパンツをはいても、トップがフェミニンなデザインを合わせるようにしました。
ボリュームスリーブやシフォン素材のブラウス。裾フリルのカットソーなど。
襟あきも、丸首はカジュアル感が強すぎるので、適度にあきのあるものを選びました。

4、ボトムは、なるべく毎シーズン新しいものを購入して、デザインを更新する
近年、ボトムのデザインの流行は毎シーズン目まぐるしく変わっています。
少し前に流行ったボトムがすぐに古くなってしまいます。
古臭いデザインは、年取って見られる元となってしまいます。
GUでもZARAでも、プチプラでいいので、ボトムは、毎シーズンその年のデザインを着るようにしています。

5、明るい色をとりいれる
気がつくと、黒やグレー、ベージュのようなベーシックカラーの服ばかりになっているというようなことがあります。
地味色ばかりだと、やはり年取って見えます。
カラフルなトップスを来たり、綺麗色のストールを巻いたりすると、全然イメージが変わります。
ベーシックカラーの服だけではなく、小物等で明るい色を使うと、華やかで若々しいイメージをつくることができます。

6、似合う服、好きな服を着る
服選びは、やはり、妥協は禁物です。
子育て中だから、これでいいや、と適当に選んではいけません。
TPOをわきまえつつも、自分が本当に好きだなと思える服を買うようにしましょう。
たくさんの服を持つ必要ないです。少ない数でも、自分が好きな服を着るようにします。
似合わない服をきているより、似合う服のほうが若くみえます。

7、バッグやストールなど小物でトレンド感をだす
地味X派手なファッションの強弱をつけると、着こなしもぐっと垢抜けます。
年齢的にも、育児中ママという立場的にも、派手な服はあまり好ましくありません。
派手な服というのは、原色の服とか、鮮やかなプリントとか、総シルクやファーたっぷりの服とかという意味ですが。
そういうのは、逆に高年齢に見える原因になってしまいます。
服は、ベーシックでいいんです。
でも、全身ベーシックはこれまた老けて見えます。
なので、バッグやストールなど小物で明るい色や最新のものを使うのをおすすめします。
ベーシックな服に、トレンドな小物。これがファッション度をあげるコツです。
あのママはおしゃれだな、と思ってもらえる可能性が高まります。

7、小奇麗にして清潔感をだす
40代女性は生活感がでると、たちまち老けてみます。
とにかく、身だしなみに気をつけることが重要です。
よれよれのシャツ。洗濯を重ね、襟がよれよれになっているカットソー。毛玉のでたニット。
年季がはいった靴。粗悪な素材でごわごわしたコート。しわがはいったスカート。
こういったもの来ていないですか?危険です。全て排除してください。

古くなって傷んできた服は思い切って処分しましょう。

アラフォー女性が若々しさを保つに必要なのは、清潔感&きちんと感です。服のヴァリエーションはあまり必要ではありません。
古びた服は瞬く間にあなたをも古びた感じにさせ、所帯じみたお母さん、最悪、おばあちゃんかと他人に思わせてしまうかもしれません。
百害あって一利なしです。

このようなものは全て処分しましょう。充分いいじゃないですか。

子育てに家事に仕事に忙しい高齢ママは、きれいにアイロンがけする時間もないかもしれないです。
それならば、アイロン不要の服を選ぶことも重要です。
最近トレンドの「とろみ素材」のブラウスなどおすすめです。この手の服の素材はポリエステルなので、洗濯機で洗えますし、アイロンなしで着られます。
なのに、やわらかな素材感がフェミニンでエレガントなんですね。


PLST(プラステ)ジョーゼットバルーンVネックブラウス¥6,469(税込)

8、昔の服をひっぱりだして着ない
ファッションの流行は毎年変化しています。昔流行った服を着ていると、それだけで昔の人ぽくなってしまいます。
そして、昔の服を、「まだ着られるよね」と安易に考えてきるのは危険です。
女性の体型は変わっていないようでも、年齢とともに変化します。
昔の服を着ると、今の体型にあわず、なんだか変な感じに。
それが老けて見える結果を招いてしまうかもしれません。

40代、50代でもきれいなママはたくさんいます

実際ですね、近頃、高齢出産はめずらしくないんですね。40代後半、50代でもきれいにしているママはたくさんいます。
その逆で、30代でも実年齢よりも上に見えるママもいます。
いつも感じるのは、ファッションってすごく大事だなということです。
せっかく、みずみずしいお肌をしているのに、残念なファッションで損している人も多いです。
女性はいくつになってもファッションを楽しんでほしいと思います。
ファッションで変わる部分、すごく大きいので、ぜひ、挑戦してみてくださいね。

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