ショック!子供の虫歯を発見 今すぐできる子供の虫歯対策

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

毎日、一生懸命歯磨きしていたのに、虫歯が進行された状態で見つかった

子供の歯磨き、とにかく、毎日うるさく言い聞かせてやってました。
「ちゃんと磨かないと、虫歯になるよ!」
が、しかし、残念ながら、私の5歳の子供の虫歯対策は全く十分ではなかったようです。
ある日、子供が口が痛いといい始めました。
よく見ると、奥歯と奥歯の間に、虫歯らしき穴が開いているのを見つけたのです。
「え、こんな穴、全然なかったのに、いつから!?」と目を疑ってしまいましたが、
素人の私にも、歴然とわかる虫歯でした。
保育園でも定期歯科検診がありますが、虫歯を指摘されたことはなかったのです。
それなのに、こんな穴ができるまでわからなかったことに、大変ショックを受けました。
しかし、できてしまったものは仕方ない。すぐに小児歯科に連れて行ったのでした。

なぜ、子供が「突然虫歯になった」ように見えるのか

歯科で診てもらった結果、子供は、奥歯に進行した虫歯があったほか、初期の虫歯が3本ありました。さらにショックです。
いつも気をつけていたのに、何故、突然虫歯になってしまったのでしょうか?
と、私は先生に聞きました。
先生は、「突然虫歯になるわけではないんですよ。」と説明してくれました。

まず、子供の乳歯はとてもやわらかく、虫歯になりやすいのです。
歯の構造で、表面はエナメル質でおおわれていて、その下に象牙質というのがあります。
エナメル質は象牙質よりも硬いのですが、それでも、子供の場合、大人に比べてやわらかくしかも薄いので、虫歯で穴が開きやすいのです。
初期の虫歯はエナメル質の表面に穴があいているだけで、色も白く、通常肉眼では見えないそうです。
つまり、初期の虫歯は、母親が目をこらしてみても見つけられないのですね。歯医者さんでも見落としがあるくらいだそうです。
なので、保育園や幼稚園などの集団で受ける定期検診では見逃されてしまう可能性があります。
この状態ですと、あまり痛みも感じないので、子供からの訴えで気付くチャンスも少ないです。
したがって、歯医者さんで定期検診をしていない限り、どんどん虫歯は進行して、エナメル質の穴が大きくなっていくわけです。

そして、虫歯の穴は象牙質まで達してしまいます。
すると、何かの拍子、硬いモノを食べた時などに、もろくなった歯が崩れる時がくるんですね。
そこで、初めて、肉眼でわかる状態になるのです。子供も痛みを感じるようになり、痛いと言ってくるわけです。

なので、子供の虫歯がみつかるのは、象牙質まで穴が進んでしまった場合がとても多いそうなのです。

子供の虫歯、突然できたわけでなく、見えなかっただけで、少しづつ少しづつ進行していたんです。

定期検診、ちゃんとしていればよかったと、後悔しました。

子供の虫歯、歯と歯の間の虫歯が多い。だから、歯ブラシだけでなくフロスを使わないといけない

「磨き方が間違っていたのでしょうか?」
私は、先生に聞いてみました。
毎日の歯磨きは、子供に自分でやらせてから、私が仕上げ磨きもしていたのです。
子供が嫌がって落ち着いてできないこともあったのですが、大体きちんとできていた、と思っていたのに、虫歯になってしまったことに納得いかなかったのです。

先生は、「お子さんは、歯と歯の間に虫歯ができやすいタイプですね。歯と歯の間は、ブラシは届かないでしょう。フロスを使わないととれないですよ。
ここに通っている子供のお母さんたちは、フロス使ってます。フロスを使っていれば、歯と歯の間に穴があいたときひっかかりがあったりして、お母さんも気付くんですよね。」

なるほど。確かに子供の歯はぴったりくっついていて隙間が見えません。ここは歯ブラシでは磨けてなかったかも。
フロスの重要性、知らなかった。もっと、早く知りたかった、とまたまた後悔。

この歯と歯の間の虫歯、歯の溝にできる虫歯よりも発見しづらいです。最近は、子供の歯磨き指導も徹底していますし、歯磨きに対するお母さんたちの意識も高いです。だから、歯の溝の虫歯は減っていて、歯と歯の間の虫歯が増えているのです。

フロス。使ってなかった、、。でも、この事実を知ってしまうと、あまりに重要すぎて、何故しなかったのかと悔やまれます。

子供の虫歯を防ぐために必要なこと

子供の虫歯を予防するために、できることはたくさんあると思います。
フッ素を塗ったり、甘いものを食べないとかありますが、
最も重要なのは、

1、歯科での定期検診
2、歯ブラシに加えて、フロスで歯と歯の間の汚れをとる

この2点ではないでしょうか。

もしも、できてしまったら、速やかに歯医者さんに行きましょう。
私もそうですが、子供を虫歯にさせてしまったと、ショックを受けてがっかりしてしまうお母さんがよくいるそうです。
でも、虫歯が見つかった時点から頑張ればいいんです、と歯科の先生に言われました。ゴールは、永久歯が生えそろったときに
虫歯が一本もないことです、と。
なので、もしも、子供に虫歯が見つかって、自分のせいじゃないかと落ち込んでいるお母さんがこの記事を見ていたとしたら、
こう考えるようにしましょう。虫歯が見つかったことで、今後、虫歯ができないように気を付けることができる。だから、見つかったことはラッキーなこと。信頼できる歯医者さんを見つけて、子供の歯の健康を見守っていきましょう。

スポンサーリンク
ad-1