今年入学する子供のママたちの間では、
「卒園式とか入学式、何着る?」
なんて会話がでてきていますね。
卒園式や卒業式、そして入園式や入学式。こんな服装がおすすめというような情報は、雑誌やネットでも多く取り上げられています。
百貨店やファッションビルでも、各ブランドの卒入学式のためのおすすめファッションを一同に並べて提案していたりしますよね。
そこでは、卒業式は紺色や黒、入学式は今や明るいベージュやオフホワイトなどの服というような違いであまり、卒業式と入学式の装いの違うが明確にはなっていないようですね。
確かに、どちらも似たような服でよいかもしれません。
しかし、よく考えてみると、卒園式というのはもうお互いよく知った間柄の人たちだけの式です。
それに引き換え、入学式は初対面の人が多い。第一印象はその後のおつきあいにも大きく影響を与えます。
ファッションのせいで「なんだかあのママはつきあいにくそう、、。」なんて、不本意な印象を持たれてしまっては大変です。
入学式は、服装や持ち物、メイクアップなどにより気をつけないといけないと言えますね。
私が実際に遭遇した「これは避けたほうがいいかも。」というファッションをご紹介します。
短すぎるスカートの若ママ
子供の母親の年齢というのはけっこう幅がありますよね。小学校の入学式なら、20代の若いママから50歳前後の人もいたりします。
そんななかで比較的若いママに多いですが、ひざ上のかなり短いスカートの方がいるんですよね。
これは結構目立ちます。教室の後ろに保護者がずらっと並ぶときありますよね。そういうとき、やっぱりスカート丈が短いと目がいってしまうんですよね。
また、着席したときも太ももがでてしまって、隣の人からの視線がきついです。
普段ミニスカートが好きという方も、入学式にはひざ丈もしくはひざ下の丈のスカートを選びましょう。
スカート丈が短いだけで、変な印象をもたれては残念すぎます。
普段着すぎるママ
入学式は親はドレスアップする必要は全くないと思うんですよ。
例えば、スーツでなくても、紺色のスカートい白いブラウスとかでもいいと思うんですよね。
しかしあまりにもカジュアルなニットにジーンズみたいな普段着の人を見ると、「おお」と感心してしまいます。
他人とは違うんだ、わが道をいく、という強い志みたいのを感じてしまいます。
例えば、就職の面接にTシャツとジーンズで来る人とか、結婚式でもカジュアルな服で来る人のように、99%の人がフォーマルな装いをしているところに普段着でくるというのは、なにかのイデオロギーなのか?と勘ぐってしまいます。
もしくは、単に無頓着な人なのでしょうか。
一目置かれるとともに一線を引かれそうです。
ブランドバッグのママ
女というのは、意識してるにせよ無意識にせよ他人のファッションを一瞬のうちにチェックしてしまうものです。
特にブランドバッグをもっていれば、ものの一秒で脳裏に焼き付いてしまいます。
LV、H、C、といったわかりやすいラグジュアリーブランドのバッグは強烈に印象に残りますので避けたほうが無難です。
それをなんとも思わない人もいますが、ブランドバッグ持っている=お高くとまってつきあいにくそう、ととらえる人もいるかもしれません。
教室の後ろで保護者がずらっと並んでいる時間、みんなの視線があなたのバッグに集まってしまうでしょう。
そして、名前を覚えられる前から、「あのヴィトンのママ」なんて覚えられてしまったりして。
あの宮沢りえさんも、お嬢さんの小学校入学式でシャネルスーツを着ていって、バッシングされていましたよね。
シャネル風ツィードジャケットのスーツは入学式の定番となっているのに、本当のシャネルスーツはダメっていうのは何故なのかよくわからないですけどね。
高級ブランドに女は敏感なのです。
とりあえずノーブランドの品のよいバッグをもつことをお勧めいたします。
ぴっちぴちのママ
たぶん、昔のスーツ着てますよね?って言いたくなるママがいます。
女性は子供を産むとどうしても体型変わります。年を取ると、体重は変わらないのに肉がついたりします。
それなのに昔のスーツを着ると、なんだかぴっちぴちになったりするんですよね。
背中、脇の下とか。パンツやタイトスカートだったりするとヒップラインがぴったりすぎて、下着の線まで出ちゃったりしている場合もあります。
安くてもいいので、新しい服を買った方がよいですね。
アヴァンギャルドなママ
それって、ギャルソン、もしくはヨウジですか?
激しくデザイン性の高い黒い服を着ているママがいたらちょっと気になって見てしまうかもしれないですね。
デザインとかファッションのお仕事の人なんだな、、って遠巻きに見てしまいそうです。
みなと同じ服を着るのは意に反するかもしれませんが、子供の入学式では個性を抑えめにしておいた方がが何かと得策かと思います。
その他、入学式ではちょっとびっくりされるファッション
ちょっと工藤静香を彷彿とさせる元ヤンファッションなママ。ものすごい気合が入っているゴスロリのママ。バブルを引きずっている高年齢なママ。
バリバリキャリアなパンツスーツで仕事できそうだけど怖そうなママ。
髪がモリモリでキャバ風味なママ。
ファッションって、言葉をかわさなくともその人がどういう人なのか多くを語ってしまうものですね。
人間、第一印象が大事とよく言われます。
子供の新生活の第一歩、ママも新しい人間関係の築く大事な日です。保護者にはいろんな人がいますから、自分がOKと思うファッションでも、「え?」って思ってしまう方もいるかもしれないです。まずは万人にOKと思ってもらえるファッションでいることに越したことはありません。できることなら、フツ―のセレモニースタイルで行きましょうね。