タピオカミルクティーはやっぱり危険【タピオカ事情を探る】

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タピオカミルクティーに気を付けなければならない5つの理由

ますます過熱するタピオカブーム。
このタピオカブームは、日本では第3次ブームと言われています。
第1次ブームが1992年、第2次ブームが2008年ごろだそうです。
そして、現在の日本でのタピオカ第3次ブームは2017年ころから始まっていますよね。

2019年の今、おそらく頂点に達しているのではないかと思います。
タピオカミルクティー専門店も雨後の筍のごとく、いたるところにできており、長蛇の列ができております。
また、他のあらゆる飲食店が
「タピオカ始めました。」
とタピオカを提供するようになっているのをよく見かけます。

どうしてこんなにタピオカミルクティーが人気になったのでしょうか。

ひとつの理由”ティー”という言葉で、お茶=健康 という考えて、なんとなくヘルシーなイメージがあるというのがあります。
しかし、本当にタピオカミルクティーはヘルシーなのでしょうか。

タピオカミルクティーが危険な理由

いろいろ調べると、ヘルシーではないと言わざるを得ません。
結論からいうと、タピオカドリンクは毎日飲むのはおすすめしないです。たまに飲むならよいでしょうが、
決して飲みすぎないようにするべきです。
理由を説明しますね。

砂糖が20匙!?超絶糖分が入っている

先日、近所のショッピングモールに子供と行きましたら、フードコートにタピオカドリンクのお店ができていました。
そして、20人くらいの行列ができていました。
子供がタピオカミルクティーを飲みたいというので、私も一緒に並んで頼みました。
一口飲んで、
「う、甘い!」
と心の中で叫びましたね。
タピオカミルクティー、甘さがかなり強いです。

調べてみると、なんと、いっぱいのタピオカミルクティー(500ml)には、砂糖がスプーン20杯分も入っているんだそうです!
これは同じ分量のコカ・コーラの2倍だそうです。
これは尋常じゃない量ですよね。

でも、飲んでみて、この数字は嘘じゃないと思いました。
本当にすっごく甘いですから。

一般的には甘いほうがおいしく感じるようですね。
ミルクティーもタピオカもそれ自体は甘くないですからね。

そして、この糖分は、ガムシロップです。ガムシロップは水に溶けやすいので
冷たい飲み物に使われています。
当然、タピオカミルクティーの甘味もガムシロップでつけられています。

ガムシロップって、砂糖をとは違うものなんです。

主成分はぶどう糖加糖液。
人口的につくられた糖分です。

これが健康にいいとはとても言えない。具体的には、ぶどう糖加糖液は、体内にすぐに吸収されてしまい
血中糖度が急激に上がります。それが糖尿病の引き金になりかねないのです。

タピオカミルクティーには、このガムシロップが大量に加えられています。
この事実だけでも、最大限に注意する必要のあるドリンクだといえます。

黒いのは着色料だった!健康不安がある添加物


タピオカミルクティーといえば、黒いタピオカパールがドリンクに入っているのが一番の特徴ですよね。
だから、みんなタピオカは黒いと思っていますよね!?
実は、これって、タピオカの本来の色ではないのです。

タピオカって、本来は白っぽい色です。
タピオカはキャッサバという南米原産の芋からとれてるんですよね。
キャッサバの色って、普通のお芋とおなじように白っぽいんです。

黒いタピオカは着色しているんですよ。
その着色に使われているのが、カラメル色素
このカラメル色素が安全なのかどうかというと、はっきりいって安全とは言い切れない。
お菓子などによく使われている着色料なのですが。

私は、けっこう「着色料」と成分に書かれている食品は避けています。
できるだけ避けたいと思っている。
でも、外食で食べる食品は成分表はないです。なので、タピオカにも着色料が使われていること、最近まで知りませんでした。
黒いタピオカが着色されているとなると、やはり接種するのは最小限に抑えたいです。

タピオカは消化に悪い!短期間にたくさん飲むのは危険

少し前にタピオカに関する恐ろしいニュースが世間をにぎわせましたね。
中国の14歳の少女が腹痛を訴えて病院に行きレントゲンを撮ってみると、
なんと体内に100個以上の未消化のタピオカが見つかったというものです。

これはかなり衝撃的ですね。

普通のタピオカは消化されるはずなのですが、なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。
もしかすると、消化されにくい添加物が混ざったタピオカだったのかもしれないです。

医師の見解としては、通常は、調理されたタピオカであれば、このようにひどい便秘を引き起こすようなことはないそうです。
タピオカはキャッサバのでんぷん質なので、熱を加えると溶ける性質があるんですね。
だから、タピオカドリンクは冷たいまま飲むのです。なので、いったん胃の中に入ってしまえば、溶けます。

しかしがながら、もし茹で時間が少ないようなタピオカであれば、便秘の原因になる可能性があるんです。
茹でたタピオカは一度熱が通っているので、分解されやすいのですが、そうでないタピオカはなかなか消化されないのです。

そして、恐ろしいことに、短期間にたくさんのタピオカを食べると、胃の中でくっついて消化がされにくくなってしまう可能性があります。

タピオカドリンクは飲むにしても、一日に一杯だけにしたほうがよさそうです。

タピオカドリンクの店は玉石混合

現在の異常なタピオカブームで、タピオカ専門店の行列を見ていると、だれでも思いますよね。

「タピオカは儲かる!」

商売やっている人なら、やらない手はないと思うのではないでしょうか。

このようにタピオカドリンクが儲かるということで、様々な業種や人々がタピオカドリンク市場に
参入してきているのが今の状況です。
当然、玉石混合で、よい店もあれば悪い店もあるということになります。

本場台湾の老舗チェーンなどは、やはりクオリティも高く安心して飲める美味しいタピオカミルクティーです。
しかし、屋台やフードコートの一角にあるような即席でできたタピオカミルクティーのお店などは、
はっきりいって不味いものもあります。それどころか、身体に悪いのではないかというものもあります。

タピオカブームだからといって、そこら中でタピオカミルクティーを飲むのは危険と言わざるを得ません。

タピオカミルクティーを飲むときに注意すること

このようにタピオカミルクティーをいろいろな側面から見てみると、とても「ヘルシーなドリンク」とは言えないということがわかります。
最も心配なのは、やはり糖分が非常に多いということですね。
添加物も気になります。
タピオカミルクティーのお店によっては、甘さを調節してくれるところもあります。
やはり、最低でも「甘さ控えめ」を選ぶべきですね。

そして、多くても一日一杯までにすることです。
日常的に毎日飲むのも避けた方がよいのではないでしょうか。
たまにお出かけしたときに一杯だけ飲む、そのくらいのペースで飲むのがいいのかなと思います。

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