更年期になると高血圧になる、という話を聞いたことがありましたが、実際自分がその年齢になってみると、やはり血圧がびっくりするくらい高いことがあって驚いています。
もともと低血圧だと自覚していました。血圧を測ると、100以下になることが多くて、110を超えることはありませんでした。
しかし、48歳くらいから突然この状況が変わってきたのです。
例えば、婦人科の診察にいったときや健康診断のときに血圧を測ると130台の数字を目にしたりします。
一番びっくりしたのは、検査結果で異常があって精密検査を受けた時、緊張しすぎたのか血圧160近い結果が出たのです。その検査は、結果は特に心配することはなく異常なしだったのですが、この血圧の数値には驚いてしまいました。
「ああ、やはり更年期になってきて血圧が上がるようになったんだな。」
とがっかりします。
女性ホルモンの減少が影響している
更年期になって血圧が上がる理由。
それは、女性ホルモンの減少が理由です。
女性ホルモンのエストロゲンは40歳をすぎたころからどんどん減ってきます。
エストロゲンは、血管の弾力性を保ち血管を保護する作用がありますので、エストロゲンが減少すると血管が固くなり、また、ナトリウム(塩分)を排出する力も弱くなってしまいます。
それゆえ、血圧が上がってしまうのです。これは、加齢にともなう自然な現象なので避けようがない。
さらに恐ろしいことに、このエストロゲンの減少というのは、閉経期に近づくと“徐々に”ではなくて、“急激に”くるんですよ。
だから、もうある日突然という感じで血圧がすごい高くなってる!なんて気づいて慌てる人、多いと思います。
また、エストロゲンが減ると自律神経が乱れ血圧コントロールがうまくいかないことも、血圧が高くなる理由の一つです。
睡眠不足も自律神経のアンバランスにつながりますよね。更年期になると睡眠障害が起きやすいとされています。例えば、夜に何度も目が覚めてしまったりといった症状があります。
女性ホルモンが減ることが、女性の身体の様々なとことに影響するわけですね。更年期の女性の高血圧の原因はひとつではなく複合的であるといえます。しかし、女性ホルモンの減少が関わっていることは明白です。
更年期・閉経期の女性の高血圧を防ぐ対策は?
女性は45歳をすぎたころから高血圧のリスクが高まることは明白な事実になります。
では、どのような対策をしたらよいのでしょうか。
それは、一般的な高血圧に対する対策をすることです。
●適度な運動
●塩分をひかめにする
●アルコールはほどほどに(適度なアルコールはよい)
●タバコは吸わない
●肥満に注意
特別な裏技はないわけですね。王道を行くしかありません。低血圧だと思っていた人も45歳をすぎると突然高血圧になることもあるのです。私も体験したので、これは本当です。
だから、食生活の見直しや運動をして少しでも血管の柔らかさを保ちたいですね。
加えて私は、高血圧に効果があるとされているお茶や食べ物を補完的に意識的にとるようにしています。
高血圧によいとされる食べ物、飲み物
血圧を下げる食べ物や飲み物はあるのだろうか、といろいろ調べました。
どれだけの効果があるかはわかりませんが、何もしないよりは少しは効果があるだろうと思い、積極的に飲んだり食べたりしています。
まず、ルイボスティーです。
南アフリカ共和国に自生するルイボスの木からとれるルイボスティーは、健康によいお茶として非常に人気があります。このルイボスティーにはルチンが豊富に含まれていまして、このルチンが血管を強くして血圧を下げる効果があるとされています。
なるほど、ルイボスティーっていいんだ!と思った私は早速ルイボスティーを飲み始めました。ルイボスティー、味も好きなのでいつも欠かさず飲んでいます。
いろいろ試しましたが、カルディで買うカーミエンのルイボスティーに落ち着きました。リーズナブルプライスで味も気に入っています。
もうひとつは韃靼そばです。
韃靼そばにもルチンが豊富に含まれていて血圧を下げる効果があるそうです。
韃靼そばは、そばそのものでもいいですし、韃靼そばの実のお茶もあります。
お蕎麦もおいしいですが、毎日食べるのは少々面倒なので、わたしは韃靼そばの茶を買って食べています。
お茶なんですけど、いろいろかけて食べたりできるんですよね。
こういうのとか、
これもおいしいです。
これなら、簡単に食べられますよね。こんな感じで、ルチンがたくさん入った食品を取り入れいています。