注射を怖がり絶対拒否の子供が、お医者さんに教えてもらった注射がいたくない方法
また今年もインフルエンザの季節がやってきました。
現在5歳と7歳の子供たちもインフルエンザの予防接種をしてきました。
二人とも、注射は大嫌いです。ときには泣いて逃げていくこともあります。
注射なんて、本当はそんなに痛いものじゃないしあっという間に終わるしそれほど怖がることないのにね。
と、大人の私は思うのですが、、、
実は、私も小さい頃は注射するとき相当に病院の看護師さんや先生を困らせた子供でした。
とにかく、注射するとき嫌がり、看護師さんが数人で押さえつけているのにも関わらず、全身をくねらせて逃げようとしました。
そのとき、看護師さんに「しぶとい子ね!」と言われたことを今でも記憶しております(笑)
だから、自分の子供が注射を嫌がる気持ちもわかるんですけどね。
でも、やらなきゃならないんだからしょうがない。
そんなことで、予防接種の度にあの手この手で子供達を説得して連れて行ったのですが、ある時、病院の先生に注射が痛くない方法を教えてもらってから、前より嫌がらないようになりました。
注射をする直前に息をすって、針を刺すときに息を吐く
予防接種のとき、いやだいやだとぐずる息子に先生が言ったのでした。
「注射が痛くないようにする方法をおしえてあげようか。」
息子はうん、と頷きます。
「息を深く吸って、注射するとき、ふうーってはいてごらんなさい。そうすると、痛くないよ。」
息子は、言われたとおり、息をすって吐きました。その間に、先生はさっと注射を終わらせてくれました。
「痛くなかったでしょ?」と聞かれた息子は、「うん、痛くなかった!」と笑顔。
これで、自信をつけて、次回からも
「息をすって吐いたら、注射痛くないんだよね!」
と言って、頑張れるようになったのです。
なんだか、ちょっと秘密の方法を教えてもらったみたいな感じが嬉しかったのかもしれません。
お友達にも、注射いたくないやり方教えてあげる!といって教えていました。
息を吐くことに気持ちを集中するのがポイント
注射の針が刺さるときの痛みは、実際はチクッとするだけで、痛みのレベルとしてはそれほど大きいものではないはずです。
しかし、針を刺されるということの恐怖感や、前回注射したときに痛かった経験が記憶のなかに残っていて、実際より痛みを感じてしまうのかもしれません。
この「注射をするときに息を吐く」というのは、息を吐くことに気持ちが集中するので、注射の痛みから意識をそらす効果があるようです。
そして、人間は、息を吐くときに筋肉が緩むので、注射の針がすっと入って行きやすいということもあります。
この方法はただのおまじないでなく、実際に効果のある方法でした。
子供にとっては、注射をされるとき、待ち受ける痛みになす術もないという状態より、「僕は、注射が痛くなくなる方法を知っている!」と思えた方が、心理的にずっと楽になると思います。
もしも、子供が注射を怖がっていたら、この方法を教えてあげてもいいかもしれませんね。