皮膚科医がすすめる肌に最もよいクレンジング

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皮膚科医のすすめでクレンジングを変えてトラブル肌が改善した

肌のトラブルで美容皮膚科にお世話になっていたことがあります。
そのこと、オイリーなのに乾燥している肌で、いつも赤みを帯びて炎症を起こしいているような肌をしていました。
その時みていただいた、きれいな女医さんにいわれたことは、クレンジング(化粧落とし)のことでした。

皮膚科の先生が、診察の時に行っていたこと。「オイルクレンジングはやめたほうがよい」

「オイルでクレンジングしていませんか?あれは良くないですよ。オイルクレンジングしている人はみんなこんな肌しているんですよね」

私の肌をみていうのです。

確かに、その時、私はオイル系のクレンジング剤を使っていました。その言葉を聞いて、かなりショックでした。
お店に行けばオイルクレンジングはたくさん売っていたし、オリーブオイル配合なんて聞くとなんだか肌に良さそうなイメージありましたからね。
化粧もよごれもよく落ちて、水でさっと流せるし、使い心地も良かったんです。

今になって考えると、オイルなのに水でさっと落ちる、というところに問題があったんだと思います。
それは、界面活性剤がたくさん含まれているということなんですよね。その界面活性剤はとても強力なので、肌が本来もっている潤いまでも洗い流してしまい、肌が乾燥したり常に赤みを帯びたトラブル肌の原因になっていたんです。

一番よいのはコールドクリーム

美人の皮膚科医の先生は言いました。

「一番よいのは、コールドクリームです。昔ながらの。コールドクリームでお化粧を落として、ティッシュでやさしく拭き取るのが一番良いんです。」

なるほど、そうなのか、と私は思いました。しかし、コールドクリームなんて、名前は聞いたことあっても使ったことも、使おうと思ったこともなかったです。なんというか、おばあちゃん世代の女性が使っていた時代遅れのものというイメージああったんですね。

でも、先生がそうおっしゃるなら試してみる価値あり!と思い、その日のうちにコールドクリームを買いに行きました。

見つからないコールドクリーム

そもそもコールドクリームとはどんなものなのでしょうか。化粧落としやマッサージ、保湿などを目的とした油性の化粧クリームということになっています。肌につけたときにひんやりすることからコールドクリームと呼ばれるようになってということです。それまで、コールドクリームのこと知らなかったので、名前の由来をみて調べてみてなるほどと思いました。

とりあえず、コスメ雑貨店にいって、クレンジングのコーナーに行きました。

クレンジング剤は、やはり、オイル系、ジェル系、乳液系、泡タイプのものばかりで、コールドクリームはありませんでした。

次に、ドラッグストアに行くと、有名なポンズなどのコールドクリームが何種類かありました。

洗い流せるコールドクリームはNG

そもそも、何故、皮膚科医がコールドクリームを奨めるのかを考えてみました。

クレンジングオイルやクレンジグジェルジェルは、顔につけてマッサージするようにお化粧をよくなじませたあと、水で流すとさっと白くなってさっぱり落ちますよね。これって、「乳化」してるんですよね。この乳化するために使われているのが乳化剤であり、すなわち界面活性剤です。界面活性剤がないと、オイルが落ちないので、肌ににべとっと残ってしまうことになってしまいます。しっかりメイクを落として、さっぱり落とすためにこの界面活性剤が使われています。
クレンジングオイルは、メイクを落とすという目的においては非常に使いやすい製品だと思います。しかしながら、洗浄力が強く、界面活性剤の作用があるために、敏感肌やトラブル肌には負担になってしまうのです。

「洗い流せる」ということは、肌への負担が大きいということになります。

売られているコールドクリームを見ていると、「洗い流せる」タイプのコールドクリームも結構あるんですね。

なので、私は、「拭き取り専用」となっているものを購入しました。
拭き取り専用のコールドクリームでも、界面活性剤は入っていますが、洗い流すタイプよりも少ないです。
界面活性剤は少ないほど、肌への負担が少ないのです。

コールドクリームを使うようになって、肌の赤みが減った

コールドクリームを使い始めての感想ですが、使用感はかなり良かったです。

メイクもしっかり落ちます。ティッシュで拭き取る時は、こすらないように気をつけました。

使い始めて一ヶ月くらいすると、なんといつもあった肌の赤みがだんだんなくなりました。

やはり、皮膚科の先生が言っていたことは本当なんだな、と実感しました。

以来、クレンジングにはコールドクリームを使い続けています。

肌に優しいコールドクリームは?

化粧落としをオイルクレンジングからコールドクリームに変えてからもう9年くらいたちますが、それ以来ずっと好調です。
その間、いろいろあるコールドクリームの中でどれがいいか見極めようと、いろいろ試してみました。

その中で、自分が良かった!と思うものをご紹介します。

ポンズふきとるコールドクリーム

コールドクリームといえば、ポンズとすぐに頭に思い浮かぶくらい有名ですね。
ポンズでは、洗い流すタイプと拭き取るタイプのどちらのコールドクリームもあります。私は、ふきとりタイプを試しました。
適量をとって、顔にぬりマッサージ、ティッシュオフします。拭き取るというのに慣れてしまうと、とても使いやすいです。
メイクもしっかり落ちます。
このふき取りタイプのポンズは、肌になじませるときの感触がすごくなめらかだと感じました。かなりおすすめですね。

ポンズふきとるコールドクリーム 成分表
ミネラルオイル、水、ミツロウ、パラフィン、カルボマー、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、水酸化K、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロニピル、フェノキシエタノール、香料

ポンズコールドクリーム 

ウィズ ふきとるメイク落とし

こちらも、約500円という低価格ながら、優秀なコールドクリームです。クリームはやわらかく肌になじみやすいです。
しばらく使いましたが、肌トラブルがおこることもなく、とてもよい使い心地でした。

ウィズふきとるメイク落とし

天然植物成分で肌に潤いと弾力を与える ニールズヤード フランキンセンスクリームクレンジング


これはクリームクレンジングという名前ですが、肌にのせてメイクとなじませて乳化したらお湯で流すというもので、洗い流すコールドクリームにかなり近いです。
しかし、その成分が素晴らしいのです。クレンジングをしながら肌のケアができる。肌に潤いと弾力を与えてくれるのです。
まず、フランキンセンスに注目です。
フランキンセンス(ボスウェリアサクラ樹脂油)が入っていますが、これはとても貴重なオイルです。フランキンセンスの樹皮にキズをつけてそこから出てくる樹脂です。その香りがとてもよい!私は大好きな香りです。そして、肌の乾燥を防ぐ効果が期待できます。
そして、もうひとつ注目の成分はバオバブ種子油。これは、昨今のオーガニックコスメ業界では注目の成分なのです。
バオバブの樹といえば、アフリカに生育しているユニークな形の樹ですが、このバオバブの実の中の種からとれるのがバオバブ種子油です。
オレイン酸、リノール酸と、パルチミン酸と、肌の乾燥を防ぎ、抗酸化作用に優れた成分を豊富に含んでいます。
こんな贅沢な成分があるクレンジングなので、使えば使うほど、肌がきれいになりそうですよね。

また、カカオ脂も入っています。これも、イチオシの成分です。カカオ脂も、ステアリン酸、オレイン酸、パルチミン酸といった、乾燥や老化を防ぐ効能のある成分が多いのです。

フランキンセンスクリームクレンジングの全成分の以下の通りです。

水、ヒマシ油*、ヤシ油*、グリセリン、カカオ脂*、セタノール、ヤシ脂肪酸スクロース、オリーブ油脂肪酸セテアリル、オリーブ油脂肪酸ソルビタン、セテアリルグルコシド、ステアリン酸ソルビタン、レブリン酸、バオバブ種子油*、スクレロチウムガム、ボスウェリアサクラ樹脂油*、アロエベラ葉汁*、レブリン酸Na、ウコン根エキス、デヒドロ酢酸Na、ソルビン酸K、トコフェロール、マンダリンオレンジ果皮油*、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ベルガモット果皮油*、ヒマワリ種子油、ヒアルロン酸Na、アラリアエスクレンタエキス
(*オーガニック成分)

ニールズヤードは、原料からこだわりすぐれたオーガニックコスメをつくる老舗ブランド。安心して使うことができます。

肌によいクレンジングを探している方に、本当のおすすめしたいです。

posted with カエレバ

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