子供にスキーを教えるのは、想像よりはるかに難しかった
雪国育ちの私は、3歳でスキーを始めました。
以後、冬にはスキーをするのが当たり前の環境でしたので、自分の子供にもスキーをさせたいと考えたのです。
しかし、子供にスキーを教えるのは、やってみるとものすごく難しかったのです。
試行錯誤の末、子供にスキーを教える最善の方法を見つけました。
それは、、
スキースクールに入れる。
ということでした。
これから子供にスキーを教えようと思っているスキーヤーの全お父さんとお母さんに教えてあげたいのですが、
ご自身がスキーのインストラクターでない限り、これがベストだと思います。
目次
子供のスキーデビューは3歳から
何歳からスキーができるのか?
周りを見ても、自分の経験からも、3歳がスキーを始める大体の最小年齢ではないかと思います。
我が家の二人の子供も3歳から始めました。
しかし、最初は親が教えようとしていたので、全くの失敗に終わりました。
結局、なんとなく滑れるようになったのは上の子で6歳、下の子で4歳でした。
もし、最初からスクールで教えていたら、もう少し早く滑れるようになったかもしれないです。
スキーが滑れるのはスキーを教えられるのと同じではない
私は、スキーは何十年もやってきていますが、よく考えてみると人に教えた経験はありませんでした。
自分自身も、小さい頃にスキースクールに行ったり、学校の体育の授業でスキーをやったりして教えられた経験はあるのですが、もっと最初のころのスキーを履いて歩くこととか、斜面を滑る時の姿勢とか、基本を学んだときの記憶はもはやありません。おそらく、何度も繰り返しているうちに自然と覚えたのかもしれません。
従って、私にはスキーを教えるスキルや知識はほとんどゼロだったのです。
今になって考えると、よくそれで子供にスキーを教えようと思ったなと思います。
その状態で、子供をゲレンデに連れていって滑らせてみたのですが、何をどうしたらよいのか、全然伝えられなくて、子供は、当然、スキーをコントロールできなくて転ぶし、もういや!滑りたくない!という状態になってしまいました。
まず、教え方の知識もないし、微妙なスキーの操作をこどもにわかりやすく説明する言葉も知らないんですよね。
例えば、プルークボーゲンの形を「ハの字にして」とよくいいますが、子供にとってはそれこそ「ハ?なんのこと?」という感じなんです。
ちなみにスキースクールでは、「スキーを三角にする」と言って教えてもらっていたようです。
とにかく、私はスキーを教えるということを簡単に考えすぎていたようです。子供だって、親から離れてスクールに入れられたらかわいそうなんじゃないかとも考えました。結果からいうと、間違ってました。親が教えるということにこだわったばかりに、子供は危うく好き嫌いになってしまうことでした。
悪戦苦闘の末、スキースクールに入れたら、あっさり一日で滑れるようになった
そんな、悪戦苦闘の自己流親によるスキーレッスンを繰り返した後、思い切ってスキー場のスキーレッスンに一日入れることにしたのです。
午前2時間、午後2時間のコースです。
すると、午前の2時間だけで、あっという間に滑れるようになって、リフトまで乗って、普通に滑って降りてこられるようになってしまったのです。
それも、ものすごく楽しそうです。
もうスキーなんてやりたくない!といっていた子供達が、もっと滑りたいといって、なかなかやめないという状況になってしまったのです。
なんということでしょう。
こんなことなら、最初からスクールに入れておけば良かった、、と思います。
スキーのインストラクターの先生たちは、やはりプロなんです。
子供への教え方のテクニックを持っているんですね。子供にどうやったらわかりやすく説明できるか知っているんです。
それは、ホント、プロの技ですね。
スクールは、もちろん、お金はかかりますが、これだけ効率よく滑れるようになるなら高くはないですね。
プライベートレッスンならより効果は高まるかと思います。レッスン料は高いかもしれないですが、費用対効果を考えると、決して高くないです。
子供とスキーをする人におすすめの本
こうして、スキースクールにいれたおかげで、子供達はようやく滑れるようになりました。
いったいスクールの先生はどうやって子供にスキーを教えているんだろう?と気になりませんか?
私は、この本と買って読んでみたのですが、読んでみてなるほど!と思いました。
子供を楽しませながら、徐々にスキーに慣らして滑れるようにする方法が書いてありました。
写真も豊富でわかりやすく、これから子供とスキーを始めようという方にはとてもおすすめの本です。