マリメッコとユニクロのコラボアイテムが3月に発売される予定です。
どんな感じなかなと、ユニクロHPをのぞいてみたら、欲しくなってしまいました。
一番有名なのは、ウニッコ【UNIKKO】という花柄プリントです。
あまりにも有名すぎて、この柄だとちょっと着るのも躊躇してしまう気がするのですが、ユニクロのマリメッココラボアイテムでは、違うプリントを使っていました。
マリメッコのについて考えてみる
マリメッコは、数ある北欧ブランドでも一番名の知れたブランドですよね。
2000年代はじめくらいに日本に北欧ブームがきたときに、マリメッコもこのウニッコの花柄プリントともに人気がでたように記憶しています。
マリメッコ=北欧、おしゃれ みたいな雰囲気が出来上がってました。
私は、北欧系ブランドがかわいいと思いつつも、あまりにもぱきっとした色柄が苦手で買ったことがありませんでした。
そのうち、マリメッコ柄があまりにも世間に氾濫してしまい、なんとなく「ダサい」という認識もちょっとうまれてしまったのではないでしょうか。
流行りすぎて、誰もが持つようになると、優れたデザインでも陳腐化してしまうものなのですよね。
そんなわけで、私の中のマリメッコの印象は、「過去にブームになって知名度がものすごくある北欧ブランド」という漠然としたものでした。
しかし、マリメッコのことをよく調べてみると、知らなかった側面が見えてきました。
クリエイティブで確率されたファッションブランド
マリメッコは、1951年に創業されたフィンランドの小さなテキスタイル工場だったんですね。
それが独特なプリントで服をつくったところ、成功をおさめて人気になりました。
そして、マリメッコが国際的に名を知られるきっかけになったのは、1960年、 ジャクリーヌ・ケネディが一度に7着も買ったことだったんですね。この年の大統領選の間、ジャッキーはこのマリメッコの服を着ていたそうです。
1964年にウニッコ柄が発表されてさらにマリメッコは知名度を上げます。
しかし1979年に創業者がなくなってから10年あまりは低迷期を経験しています。
そこから脱却できたのは、1990年代いなって新しいデザイナーによってクリエイティブに注力するというブランドの原点に回帰したからなのですね。
それからマリメッコは2000年代は、マリメッコは躍進を続け、2010年代は特にアジアを中心に店舗を増やし、ファッションブランドとして確立していきます。
マリメッコって、テキスタイルと雑貨のブランドだと思ってたんですが、実は全ビジネスにおいてアパレルの売上が半分以上なんですね!
ニューヨーク、シドニー、そして東京にもフラッグシップストアがあって、ブランドの世界観が体現されています。
こう言うことを知って、マリメッコに対する認識が変わりました。
マリメッコのファッション
私は、正直にいうと、マリメッコのファッションアイテムは全然見たことがなく、知りませんでした。
今回、ユニクロがマリメッコとコラボを発表するというので、マリメッコのアパレル商品ってどんなかんじなのか興味をもって見てみました。
「思ったよいずっとかわいい!」
というのが感想です。
カラフルで単純なカラーのプリントがマリメッコのイメージですが、アパレルの場合は、ダークな色合いを使っているんですね。
そして、プリント X 無地 というコーディネイトをしています。
この着こなしならやってみたいなと思わせます。
特に注目したのはスカートのコレクション。
プリントで張りのあるシルエットのスカートに黒の無地のトップスを合わせるスタイルはとても素敵です。
これは、欲しいなと思います。
マリメッコ x ユニクロ コラボアイテムで、買いたいものは?
ウニッコ柄のバッグや雑貨のイメージが強かったマリメッコが、実は先鋭的なファッションブランドだったと認識を改め、ユニクロとのコラボアイテムを見てみることにしました。
コラボアイテムは2018年3月30日発売予定です。
プリント柄は、
ドット、ボタニカル、マルチカラーの変形ドット、草木のモチーフなどですが、マリメッコのデザイナー、マイヤ・ロウエカリによるものです。2003年からマリメッコのデザイナーである彼女はイラストレーターでもあります。
アイテムをみてみると、服は、半袖カットソー、ノースリーブブラウス、クロップドパンツ、ワンピースです。
スカートを期待していたのですが、残念ながらありませんでした。
一番数量がでると思われる半袖カットソーの価格は、¥1,500円(税別)です。安いですよね。
画像だけでは、素材感がわからないのですが、地厚でしっかりした生地なら欲しいなと思います。
ルックの写真をみて、素敵だと思うのは、ノースリーブブラウスとワイドクロップドパンツのコーディネイトです。
クロップドパンツは、折り返しにプリントが入っています。これくらいの分量ならば、大胆なプリントも取り入れやすいのではないでしょうか。
このクロップドパンツは、発売開始になったらチェックしたいと思います。
ワンピースは、難易度が高そうなので、買いません。これだけ大胆なプリントだと、ワンピースのように全身にわたる分量はかなり難しいです。
注目したいのは、トートバックでしょうか。
トートバック、やはり何かと使う場面が多いです。子供とのお出かけのときなどは重宝します。
このマリメッコ柄を一番簡単に取り入れられるアイテムは、やはりトートバックでしょうね。
こちらも、お値段1,500円(税別)と、マリメッコ本体の価格を考えたら破格のお値段。
買っておいて損はない感じです。
また、ドット柄のスニーカーもかわいいかなと思っています。こちらも、1,990円(税別)と買いやすいお値段なので、挑戦してもいいかもしれません。
今回のマリメッコとユニクロコラボ、今まで北欧系は試したことない方でも、実際見てみるとかわいい!とか、新しい発見があるのではないでしょうか。要チェックです。