40代の美容院選び つらい美容院ジプシーから脱出できたわけ

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いい美容院は東京都心に集中している、と思う

昔、美容院を探すとき、雑誌を見ていました。昔というのは、今から20年から10年前でしょうか。カリスマ美容師、などという言葉が流行っていた頃です。
参考にしていたのは、アン・アン などの美容院特集。青山、原宿、表参道、広尾、代官山、下北沢。大体このあたりでよさそうなサロンをみつけて
行ってみたものです。雑誌にのっているようなサロンは、料金もそれなりにするのですが、大体において「失敗だった」と思うようなことはなくまあまあの満足感は得られたものです。
今思えば、このような都心の美容院は競争も激しいので、技術的にも最上クラスの美容師の方が集まっていたのだろうと感じます。
一旦都心を離れたとき、あまりに満足する美容院がないので愕然としたのです。

美容院難民のはじまり

東京のほぼ中心から神奈川県に引越したとき、美容院を改めて探さなくてはならないという状況になりました。
それまでの私は、下北沢にある美容院に5年くらいリピートしていっていました。しかし、担当してくださっていた美容師さんがやめてしまい広尾の有名サロンも試したりしていたこともありました。
それが、引越しにともない、そこまで行くことが困難になってしまい、仕方なく新しい美容院を探すことにしたのです。

美容院を探したい、と思ったら、今の時代、ネットで探すのが最も一般的なのではないでしょうか。ファッション雑誌で美容院特集がされていることもめっきりなくなってしまいました。

とりあえずネットで、「美容院 おすすめ(地名)」で検索するわけです。
すると、ホットペッパーなどの広告的な記事ばかりでてくるんですね。
口コミもみてみるのですが、あまり参考になるような情報がないんです。

それでも、どこかに行きたいので、よさそうなところを選ぶわけです。
まず、東京都心のサロンに比べて料金がものすごく安いことが気になります。2分の1から3分の1でしょうか。
少し、東京から離れただけで何故こんなに安くなるのだろうという疑問が頭をよぎります。
少し高くてもよいから良さそうなところはないかなと探すのですが、でてくるのは同じような価格帯の美容院ばかりです。
これがこのエリアの相場なのだと思いました。

美容院選び、失敗の連続。

まず行ってみたのは、チェーン展開をしている美容院。おしゃれな内装で、安心できるかもと期待して行きました。
ついてくれたのは20代前半くらいの若い女性の美容師さん。
肩くらいまで伸びた髪を少し揃えるくらいにカットして欲しいというオーダーでした。
しかし、どういうわけか思ったよりずっとたくさん切られてしまい、非常に収まりの悪い変な髪型にされてし待ったのです。。

ずっとリピートしたくなる美容師さんって、こちらの意向をちゃんと理解してそのとおりに仕上げてくれる人なんですよね。
その「理解してそのとおりに仕上げる」って、美容師さんの経験とかスキルの高さで成り立つことなのかもしれません。
もちろん、センスもあると思います。
若い美容師さんにはまだ難しく、ベテランの美容師さんになってようやくできることなのかもしれません、、。

この美容院の後、何ヶ月も、不本意なヘアスタイルでいなくてはならず、本当に後悔したものです。

教訓その1:若い子をターゲットにした美容院は避けるべし。
教訓その2:安すぎる料金には疑問を持つ。

次にチョイスしたのは、年齢層比較的高めの美容院。駅近くの立地です。男性客もちらほら。
担当してくれた美容師さんは、なんと同じ年の女性でした。

ここは、ものすごく変な髪にされることはありませんでした。しかし、何かが足りない感じ。
なんだろう。トップサロンにあるオシャレ感がないんですよね。
出される雑誌が女性週刊誌だったりします。価格もすごい安いです。カット2,000円くらいだったでしょうか。

仕上がりは、この値段なら、こんな感じかな、、、という印象で、サロン帰りで嬉しい!という気持ちが高揚することはなかったです。

教訓その3:美容院はおしゃれ感も必要

さらに、次は入念なリサーチを重ね、口コミ評価も高めなおしゃれ系な美容院にトライしました。
オープンして一年くらいのその美容院は、イケメン美容師さんがそろったセンスのよい空間でした。
30代前半くらいの男性美容師さんは、それなりに経験もありそうで、いろいろおすすめの髪型とか技術的な話もしてくれます。
こんな感じがいいですよ、みたいな。
「ああ、ここはもしかしていいかも。」という期待が心に生まれました。
仕上がりも満足かな、と思ったんです。
しかし、帰ってみると、なんだか、自分では再現しづらいスタイルで、2週間もしないうちになんだかもっさりした感じなってしまったのでした。
やっぱり、ここも違う、ということでリピートはしませんでした。

教訓その4:自分がやりたいスタイルをすすめてくる美容師さんは注意。

東京のサロンで働いていた、というのが美容院選びのポイントになる

東京を離れた後は、どこの美容院も行くとこ行くとこ、不満足の連続で、どうしたらよいものか非常に困りました。
そんな日々を終わらせてくれたのが、今お世話になっている美容院です。

ネットでの美容院探しを続けていた私は、1軒の気になる美容院を見つけたのです。

ホームページには、表参道の私が知っているサロンで長年働いていた、と書かれていました。

この情報が、私にとっては、キーポイントに見えました。

表参道は、トップサロンがひしめく場所。そこで経験をつんだ方なら、きっと大丈夫!という思いが湧き出てきたわけです。

こちらのサロンは、上品なヨーロッパ調の落ち着いたインテリアで非常にリラックスできる空間でした。
シャンプーの後にはハーブティーをだしてくれて癒されます。
ヘアスタイルは、雑誌を参考にしながら、自分のやりたいイメージを伝えました。
そして、本当に嬉しいことに、自分がこうなりたいというイメージに仕上げてくれたのです。

こういうことをずっと求めていたんですよ。と思いました。

東京を離れてからずっと得られなかったことが、やっと手に入りました。
本当に心の底から嬉しかったです。

以来、ずっとこちらのサロンに通っています。毎回毎回、満足できるから、安心していけます。

美容院ジプシーになってしまった方、美容師さんの経歴に注目してみると良いかもしれません。
東京都心のサロン激戦地で経験を積まれた方なら、きっと期待できるかもしれません。

ちなみに私がいっているサロンはこちらです。
お気に入りの美容室。

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